周辺施設のご案内
佐賀市歴史民俗館の周辺には、多くの歴史的建造物が残っています。
これらはかつての柳町界隈の景観を今に伝える財産として、大切に守られています。
馬場家住宅
幕末から明治にかけて、馬場家の祖先にあたり鍋島藩の藩医を務めた漢方医の高宗弘堂が居住し、この家で開業したと伝わっています。
18世紀末から19世紀初期の建築と推定され、表の腕木門も同時期のものと考えられます。現在、佐賀県遺産に指定されています。
八坂神社
佐賀市歴史民俗館・旧古賀銀行の南側に八坂神社があります。
鍋島勝茂公が、江戸時代最初期、居城の鬼門にあたる場所に国家泰平を祈願して、京都の八坂神社から勧請したと伝えられます。
旧中村家
明治18年(1885年)に建てられた旧中村家は、旧古賀銀行の斜め向い、八坂神社の東隣に北を正面として建ち、古賀銀行が開業した際には、社屋として活用されたと云われます。
その後、明治39年に古賀銀行が新築移転した後は、中村家の住居として利用されてきました。一部は、改築されていますがほぼ明治時代からの姿を残しており、柳町地区の歴史的景観を形成する貴重な建物です。
肥前通仙亭
佐賀市の地場産品をより多くの方に知っていただくため、伝統的地場産品の展示販売と佐賀が生んだ煎茶道の祖、高遊外売茶翁の情報発信を行う施設です。
当施設では煎茶、抹茶も楽しむが出来ます。
大隈重信記念館・大隈重信旧宅(生家)
記念館
世界的政治家として、また早稲田大学の創設者として有名な大隈重信侯の誕生125年を記念して、昭和42年10月に開館。早稲田大学名誉教授今井兼次博士の手によるデザインで、大隈侯のどっしりして動かざる姿をイメージして建てられています。2015年2月に内外装を一新してリニューアルオープンし、大隈侯の生きざまや功績を貴重な資料を添えて展示しています。
旧宅(生家)
天保9年(1838)大隈重信侯が生誕したこの生家は天保以前の武家屋敷の面影を残した貴重なもので、国の史跡に指定されています。平屋茅葺に一部2階建ての瓦葺きの家屋は重信侯が産声をあげ生まれ成長した、八太郎の時代の家庭とその遺徳を偲ぶことができる貴重な遺跡となっています。庭園には大隈を敬愛した政治家・波多野敬直の筆になる「大隈重信侯の誕生地」の記念碑が建っています。
開運さが恵比須ステーション
佐賀市内に830体以上ある「その数日本一!」の恵比須さんの情報館。周辺には恵比須像がたくさんあります。張り子など恵比須グッズも販売しています。
野中家
野中家は、「野中烏犀圓」の製造販売を家業とする老舗で、初代・源兵衛氏が寛永3年(1626)に創業しました。
現存する建築物は、寛政8年(1796)に生薬「烏犀圓」の製造販売を藩から許された折に建てられました。